みなさん、こんにちは。
今日は32Wの妊婦健診に行ってきました。(今回から妊娠後期突入です)
初めてデサパークシティにあるパークシティメディカルセンターに行ってきたので、健診内容だけでなく病院の印象についてもレポするので、よかったらお読みください。
パークシティメディカルセンターの第一印象
今回パークシティメディカルセンターに産婦人科を変更して初の妊婦健診でした。
まずは病院の印象を紹介します。
一言でいうと、のどかでいい病院でした。
パークシティメディカルセンターは新しくて綺麗な病院という訳ではないですが、病院特有の閉塞感があまり感じられないところが好きです。
パークシティメディカルセンターの良い点
私がパークシティメディカルセンターで気に入った点は、下記点です。
- とにかく妊婦健診に待ち時間がなく、さっさと終わって楽だった
- のどかな周辺環境、吹き抜けがあるなど開放的な病院の作り
- スタッフがバタバタしておらず、きちんと案内・話を聞いてくれる
パークシティメディカルセンターの微妙な点
悪い点をあげるとすれば、思ったより病院全体の規模が小さかったことです。先にパンタイホスピタル などに行っているとこじんまりしていると感じるかも知れません。
建物自体は古くもなく新しくもなく、エコー機器などの設備設備に対しても同様の印象を受けました。
パークシティメディカルセンターとKL3大病院との違い
パンタイホスピタルやプリンスコートが都内の大きな総合病院だとしたら、パークシティメディカルセンターは地方の大きな総合病院をイメージしてもらえたら一番分かりやすいかと思います。
パークシティメディカルセンターの方が患者数が少ないので、待ち時間がほぼなく、スタッフの対応はテキパキしていますが「せかせかはしておらず」ちゃんと聞きたいことが聞ける印象です。
病棟・設備の新しさでいうなら、パンタイホスピタルやプリンスコートの方が綺麗でお金がかかっている感じで、さすが大病院といった雰囲気があります。
逆にブランド産院など綺麗な都会の病院で産みたい、妊娠に関して不安要素があり、指導が厳しくてもOK・多くの検査を受けたい方はパンタイホスピタルやプリンスコートなどの3大病院を選べばいいのではないか?と思います。
パークシティメディカルセンターの院内の様子
今日は9時半の予約だったので、休みが取れた旦那と一緒に検診に行ってきました。
受付
パークシティメディカルセンターは、思ったよりコンパクトな病院でした。
1回行っただけで、病院の全体像がすぐに掴める感じ。
病院の中央に吹き抜けで中庭があり、それをぐるっと囲むように各病棟が配置されている作りです。
病院入口はこんな感じ。(入口を入って左の方から写真を取っています)
入口を入るとすぐ中央にエレベーター、少し左手エスカレーターがあり、それぞれ吹き抜けの中庭を挟んで左右に通路が分かれています。
当日の診察
初診受付(患者登録)
今回私は受付から普通に入ろうとしたところ、初診はエマージェンシーの方に回ってくれと言われました。
エマージェンシー受付
エマージェンシー受付でコロナウイルスの熱のチェックと案内を受けました。(今回は旦那同伴ですが、旦那はパーキングに車を止めてきたのでパーキング直通の入口から入ってきており、後で中で合流しました。)
エマージェンシー受付でドクター名を伝えるとそのまま登録を案内されましたが、パスポートなどを渡すと産婦人科の病棟で受付してと言われました。結局なんだったんだろう;
産婦人科受付
エマージェンシー受付を抜けるとすぐ通常の病院入口に繋がっており、産婦人科がある2Fへ向かいます。
産婦人科病棟の受付の様子。朝9時半からで早い健診だったからか、ほぼ人がいません。
受付の向かいに吹き抜け広場あり直接出れるので、もし早く来すぎた場合など暑いだろうけれど外に出てみるのもいいかもしれません。
体重・血圧のチェック
今回尿検査はなく、すぐ隣の部屋で体重と身長、血圧のチェックがありました。
今回は前回(1ヶ月前)から1.5kgちょっと太ってしまいました。数日前から食欲が出て来てしまい、正常範囲内とはいえまずいです;
待合室(廊下)
受付を終えたら診断まで待つところ。午前中は日差しが差し込んで明るく気持ちよかったです。
ここの左右にいくつか扉があり、医師の診察室に直通しています。
パンタイホスピタル (Dr.キレン)では、全体受付に加えさらに各医師ごとにスタッフカウンターがあり2人の医師専属のスタッフが常駐していたのですが、パークシティメディカルセンターでは医師個別の受付はなく、全体の待合室から医師の診察室へ直通になっています。(日本の普通の病院のような作りです。)
※プリンスコートも同様だったので、パンタイのスタッフの多さが特殊なのかも知れません。
今回は私の他には2人程度しか患者おらず(しかも別の医師)9時半と朝一だったのもあり、全く待たずに健診へ案内してもらえました。
Dr.GOHの健診
出典:https://www.ramsaysimedarby.com/doctor_details/dr-goh-huay-yee/
Dr.GOHの第一印象(健診で話してみた印象)ですが、サバサバしてて癖のないドクターだと思いました。
もはや若さ(見た目)での所感になってしまいますが、若さのせいかヘルシーで親しみやすい雰囲気があります。
問診はスピーディですが話はきちんと聞いてくれるし、妊婦はこう過ごさなければいけないと強要するような姿勢も見られず好印象でした。
今までの健診結果を渡して問診に移ります。
Dr.GOHの問診
Dr.GOHからいくつか質問を受けました。
- 持病・手術歴などある?
→ 私「ありません」→ OK - 家族に持病がある人がいる
→ 私「いません」→ OK - 体重は最初からいくら増えた?
→ 私「7kgくらいです」→ OK - ウレアプラズマについて薬はもらった?
→ 私「貰いました」→ OK - 糖尿病検査受ける?
→ 私「受けたくないです」→ OK笑 - サプリメント飲んでる?
→ 私「BLACKMORESの葉酸と鉄分」→ いいね - カルシウムとってる?
→ 私「取ってないです」→ 牛乳飲んでる?→ OK
と、ライトな印象でした。
血液検査などについても、これ以上受ける必要はないとのこと。
【5回目/20W】2回目の出生前診断(胎児ドッグ)@プリンスコート
【3回目/12W】マレーシアで出生前診断(NIPT)の受診@のぞみ
【2回目/11W】初期の血液検査と辛すぎた糖負荷試験@ひばり
【英語での検査名と内容まとめ】マレーシアの妊婦健診で受けるべき検査
初診が遅いこと・産院が変わっていることについても、他の医院のように特に何も聞かれませんでした。
超音波検査
今回はもう大分大きくなっており、顔がべたっと胎盤に張り付いていて、顔の凹凸などがあまり写りませんでした。
Dr.ゴーが4Dを映そうとしてくれたけれど見えないとのこと。
エコー写真のプリントアウトがなかったのが残念でしたが、
数値を母子手帳に書いてくれるか聞いたら、数値をプリントアウトしてくれました。
各数値について
- BPD 児頭大横経(頭の横幅)
- HC 頭の周囲の長さ
- AC 腹部の周囲の長さ
- FL 大腿骨長(太ももの骨の長さ)
- Value 推定児体重
健診中は、頭の位置と、体重がいくらか、その他の項目について問題ないかの3点だけさらっと教えてくれました。
体重(1.65kg)と子宮底長(30cm)については、母子手帳にしっかり記載がありました。
質問
最後に何か質問あるか聞かれたので、いくつか質問しました。
お腹のハリは1日複数回なら問題なし。あまりにも痛いようや頻度が多いようなら、すぐ緊急にきてと言われました。
今日は通訳さんがお休みでいないとのこと。通訳さんと予約日時などやりとりしてるはずなのですがと聞いたら、休みの日があるかもれないけど電話でも通訳させるよと言ってくれました。(実際マレーシアで休みの日に電話に出るとは思えないけど…笑)
今回は旦那が通訳してくれたので問題ありませんでしたが、そこまで勝手にマレーシアではフォローはしてくれないので、事前に自分でしっかり通訳さんが当日いるかどうかを確認しようと思いました。(通訳さんとはWhatsAppですぐやりとりができます)
支払い
今回のパークシティメディカルセンター でのお会計は、
- 超音波 RM104
- 診察料 RM235
- 初診登録料 RM15
合計 RM354(=約9,500円)でした。
入院する部屋の説明
お会計が終わり、産婦人科のスタッフからグランドフロアに行くように案内を受けました。
グランドフロアに移動した後、病院入口入って左手あたりにいるスタッフから入院する部屋の説明を受けました。(※実際入院する病棟は6・7・8階です)
個室の種類について
部屋について聞いてみると、旦那がくることもあり個室をオススメされました。
個室にはVIPルーム以外だと、シングルスタンダードとシングルエグゼクティブがあるとのこと。
- シングルスタンダードとシングルエグゼクティブ、どちらにもトイレ・シャワーはついている(写真だとエグゼクティブにしかついてないように見えますが)
- シングルスタンダードはリクライニングチェア、シングルエグゼクティブにはソファがあり、旦那さんが泊まる場合はソファがあるシングルエグゼクティブがオススメ
※ただし、後から見学した手術室のスタッフには、空いてなければシングルエグゼクティブになるけど、『基本的にシングルスタンダード優先で案内する』と言われました。シングルスタンダードの部屋と同じフロアに新生児室があるから、そのほうが楽でおすすめとのこと。
旦那が泊まる場合
個室の場合旦那が泊まれるので、その際簡易ベットの貸し出しがRM80でできると通訳さんに言われましたが、入院棟のスタッフには貸し出ししていないと言われました。
キャンペーンについて
通訳さんには事前にVIPルームに安く泊まれる↑のキャンペーンを教えてもらいましたが、入院の部屋を説明してくれたスタッフには「MCOが解けた際キャンペーンがやっているか分からない」と言われ、この後見学した手術室のスタッフには「MCO以降はVIPルームはやっていない」と言われました。
どこの病院でも感じることだけれど、みんなバラバラなことを自信満々にいうのがとてもマレーシアっぽいです…(期待できないけれど、一応入院時にまた質問してみよう…;)
分娩室の見学
次は分娩室の見学です。こちらは人がいないので入院する部屋と違い実際にみることができました。
手術室に向かうと旦那以外立ち入り禁止の張り紙が。入り口のピンポンを押すと自動でドアが開きます。
分娩室の病棟に入ると2人スタッフがいて、説明してくれました。結構ここのおばちゃんが気さくで印象がよかったです。
分娩室です。(入院する個室も、この部屋と変わらないサイズだそう。)
トイレとシャワーはこんな感じ。
新生児室。出産後はここで赤ちゃんを診察した後、1〜2時間後に入院の部屋に移動するそうです。
院内の休憩できそうな場所
健診後、少しだけカフェスペースなどをチェックしてから病院を後にしました。
カフェなど食事できる場所
まず病院の外にサブウェイとmyNEWSがあり、グランドフロアと1Fに小さなカフェテリアがありました。
グランドフロアにあるカフェ
ドーナツなどが売っています
1Fにあるカフェ
MCO期間だからかもしれませんが、どちらもあまり椅子などはイートインスペースは広くありませんでした。カフェというより病院内の売店という印象です。
3Fの中庭
カフェテリアが3Fとあったのでついでに寄ってみましたが今は閉まっていました。(MCO中だから?)
しかし3Fは、閉まっているレストランの奥にテラスがありました。
このテラスからは、下の吹き抜けの庭(遊具などがある所)が見渡せます。
3Fテラスからの景観はこんな感じ。
見晴らしがよくて高い建物がほとんど周囲にないので、とても癒されます。
この同じ屋根がバーーっと並んでる感じ、写真ではみたことがありましたが、これぞデサパークシティの印象です。
さらに、フロア案内には屋上にルーフトップガーデンとあったのですが、見上げると確かに屋上に庭があるように見えました。
入院中、庭に出る余裕があるかどうかは分かりませんが、すぐに一息つけるような場所があるのは息がつまらなくていいなと思います。(特にパークシティメディカルセンター は院内にカフェが少なめなので)
病院帰りにウォーターフロントへ
帰りは、今日は旦那がいたのでデサパークシティのウォーターフロントでお昼を買って帰りました。
パエリアで有名なカフェデリbyエルメゾンへ
MCO期間中なので持ち帰り(ポークバーガーもフンギクリームスパゲティ両方とも美味しかった)
プラザアルカディアは病院を出てすぐ見える場所
プラザアルカディアは本当に病院から見える範囲にあるほど近かった(道路を渡った向かい、徒歩2分くらい)です。次回検診ではプラザアルカディアに寄れたら嬉しい。
病院からウォーターフロントまで行く道にはインターナショナルスクールなどもあり、デサパークシティの全体像が掴めますが、途中に公園などもあり、やっぱりデサパークシティ一帯がのどかで好きです。
子供がいたら本当に過ごしやすいだろうな。赤ちゃんが少し大きくなったら家族で遊びに来たいです。
デサパークシティ についてはこちら
マレーシアのクアラルンプール駐在生活も1年経ちました。 旦那についてきて1年、海外生活は楽しい反面、いつもどこか少しだけ…
最後に
以上、妊娠後期32週の妊婦健診とパークシティメディカルセンター の病院の案内でした。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。